【Q&A】ブロック塀は一部だけ撤去できる?

解体工事の基礎知識
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ブロック塀の撤去は、
人生で何度も経験する工事ではないため、
「ここだけ低くしたいけど、できるの?」
と疑問に感じる方がとても多い工事です。

ここでは、解体工事でよくある
「ブロック塀は一部だけ撤去できる?」
という質問について、分かりやすく解説します。


結論

結論から言うと、
ブロック塀は一部だけ撤去できます。

ただし、条件次第です。

物理的に「切る」ことは簡単ですが、
安全に残すことは、
丸ごと壊すよりも高い技術と判断力が求められるからです。

どこを残すか、どこを切るかの判断を誤ると、

  • 強度が落ちる
  • 見た目が悪くなる
  • 後からやり直しになる

といったリスクがあるため、事前確認がとても重要です。


なぜ「条件次第」なのか

ブロック塀の部分撤去には次のような要因が関係するからです。

  • 鉄筋がどの位置に入っているか
  • 基礎がどこまで作られているか
  • 控え壁(補強壁)があるかどうか
  • 残す高さが安全基準を満たすか

ブロック塀は、
一体構造として強度が保たれているため、
一部だけ切ることで、想定していない弱点が生まれることがあります。

特に、
控え壁(ひび割れや倒壊を防ぐサポート壁)を一緒に壊してしまうと、
残した部分が自立できなくなるリスクがあります。


よくある勘違い・注意点

よくあるのが、

  • 「上の段を切るだけなら大丈夫だと思っていた」
  • 「見た目がきれいだから問題ないと思っていた」

というケースです。

実際の現場では、
中の鉄筋が途中で切れてしまったり、
基礎の位置が合わず、
切った途端にグラつくことも珍しくありません。

特に古いブロック塀は、
図面が残っていないことも多く、
見た目だけで判断するのは危険です。


施主側がやるべきポイント

施主側としては、
次の点だけは必ず押さえておくと安心です。

  1. 「どこまで残したいか」を事前に明確にする
  2. 現地調査で鉄筋や基礎の状態を確認してもらう
  3. 切った後の仕上げ方法(切り口処理)を決めておく

この3点を意識するだけでも、
部分撤去によるトラブルは大きく減ります。


関連記事

ブロック塀の部分撤去については、
以下の記事で詳しく解説しています。

気になる方は、あわせてご覧ください。


まとめ

ブロック塀の部分撤去は、
「できる・できない」ではなく、
どう判断するかが重要な工事です。

分からないまま進めず、
切る前にプロの目で確認してもらうことが、
後悔しない一番の近道です。


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