解体依頼で失敗する人が多いのは、努力不足じゃありません。
判断の軸を間違えているだけです。
これから出てくる行動に一つでも当てはまったら、この先を読んでください。
読まないと普通に危ないです。
解体工事で起きるトラブルの全体像と、どこで何を判断すべきかを先に整理したい方は、
👉 【完全ガイド】解体工事トラブル回避の全設計図を先に確認してください。
❌ 解体で失敗する人がやっている6つの行動
これらは「追加請求」「近隣トラブル」「最終的な高額出費」を招く典型パターンです。
- 一番安い業者に即決する
- 見積書を読まずに比較する
- 条件を全部丸投げする
- 急かされて契約する
- 不安や疑問を質問しない
- 賠償責任保険を確認しない(見落とされがちだが致命的)
※1つでも当てはまったなら、このまま契約に進むのは普通に危険です。
◆ この記事では、なぜこれらが危険なのか、どう避ければいいのかを一つずつ解説します。
なぜ失敗する?|価格じゃなく「選び方」を間違えている
相場も見た、見積もりも取った。
それでも失敗する最大の理由は、 「どこに頼んでも同じだろう」という油断です。
解体で見るべきは安さではありません。
リスクを減らせるかどうか。
この視点がないと、ほぼ確実に失敗します。
失敗行動①「一番安い業者」に即決する
なぜ安い業者は危険なのか
極端に安い見積もりには、必ず理由があります。
- 廃棄物処理費や人件費を削っている
- 追加請求ありきで受注している
「安く見せて後から取る」構造については
👉 第1回:解体工事の追加費用トラブルで詳しく解説しています。
現場でよくある末路
工事中に「これは別料金」「想定外でした」が連発し、 最終金額が相場を大きく超えるケースは珍しくありません。
★ 安い=得ではありません。リスクの先送りです。
失敗行動② 見積書の中身を見ていない
危険な業者は、見積書を契約書ではなく“釣り”として使います。
危険な見積書の特徴
- 「解体工事 一式」表記のみ
- 内訳が極端に少ない
- 数量・日数の記載がない
最低限チェックすべき項目
- 建物解体費(坪単価+数量)
- 廃材運搬・処分費
- 人件費 or 作業日数
- 重機回送費
★ 金額より「説明できる構造」かどうか。
失敗行動③ 条件を丸投げする(近隣トラブル直結)
「プロに任せた方が安心」は半分ウソです。
施主が何も決めないと、業者は自分たちの都合(早く・楽に)で条件を決めます。結果、
- 業者都合の見積もりになる
- 高くても修正できない
ここが一番ヤバい
近隣トラブルが起きた場合、最終責任は施主です。
最低限、以下は必ず決めて伝えてください。
- 工期の希望
- 残す物/撤去する物
- 近隣配慮の範囲
★ 丸投げは楽じゃありません。責任だけ残ります。
失敗行動④ 契約を急かされて判断する
危険フレーズ
- 「今日決めてくれたら安くします」
- 「この日程じゃないと無理です」
急がせる業者は、比較されたくないだけです。
★ 本当に良い業者ほど、考える時間をくれます。
失敗行動⑤ 不安を質問しない(+保険確認不足)
質問に詰まる業者は、現場でも詰みます。
必ず聞くべき質問
- 追加費用が出る条件は?
- 地中埋設物が出た場合の扱いは?
- 近隣対応はどこまで?
絶対に聞け:賠償責任保険
「賠償責任保険に入っていますか?」
これを嫌がる・濁す業者は、 トラブル時に施主を守る気がない業者です。
良い解体業者の共通点|信用の最低ライン
行動・姿勢
- 見積書が具体的
- リスクを正直に説明する
- 安さを売りにしすぎない
- できないことをちゃんと言う
書類で確認する最低条件
- 建設業許可 or 解体工事業登録
※優良の証明ではありません。無資格業者を弾く最低ラインです。
ここまで読んで不安を感じたなら、個別対策を断片的に読むより、
👉 【完全ガイド】解体工事トラブル回避の全設計図
で一度「全体設計」を頭に入れてください。
まとめ|解体は「選び方」で9割決まる
相場もテクニックも、業者選びを間違えた瞬間に無意味になります。
契約前の最終チェック
- 金額の理由を説明できる
- 追加費用条件が明確
- 賠償責任保険に加入している
この3つが揃わない業者とは契約しないでください。
本記事は、解体現場に25年以上携わってきた筆者の経験に基づき、
一般的な判断材料としてまとめています。
この記事を書いた人
秋ちゃん
解体業に25年以上従事。
1級建設機械施工技士/建築物石綿含有建材調査士。
木造・RC・鉄骨解体、アスベスト除去(レベル1〜3)など、
現場責任者として多数の解体工事に携わる。
よくある質問(FAQ)
Q. 相見積もりは何社必要?
A. 最低3社。
同時依頼が鉄則です。
Q. 見積もりが一番高い業者は即除外?
A. いいえ。
理由が説明できるなら“安全側”の可能性があります。
Q. 地中埋設物が出たら必ず追加費用?
A. ほぼ出ます。
重要なのは「事前説明があるか」です。
Q. 個人経営の業者は危険?
A. 規模より中身。
許可・説明・保険が揃っていれば問題ありません。
Q. 契約後に不安になったら?
A. 着工前なら条件修正の余地あり。
黙るのが一番危険です。






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