解体工事の途中で、
- 「これは想定外でした」
- 「見積もりには含まれていません」
と言われて、不安になる方はとても多いです。
「想定外なら仕方ないのかな…」
「プロが言うなら払うしかない?」
初めてだと、そう思ってしまいますよね。
ここでは、解体工事でよくある
「想定外と言われた場合、支払う必要があるのか」
について、落ち着いて考えるための視点をお伝えします。
結論
結論から言うと、
「想定外」と言われたからといって、必ず支払う必要があるわけではありません。
そもそも解体工事において、
プロが現地調査をしたうえで作る見積もりは、
「想定の集大成」であるべきものです。
安易に「想定外」を連発するのは、
調査不足や見通しの甘さを、
言葉でごまかしているだけのケースもあります。
「想定外」の正体を知っておく
「想定外」という言葉は、
とても便利で、同時にとても曖昧です。
ですが、
解体工事の見積もりは本来、
- 現地を見て
- 条件を確認して
- 起こりうることを想定した上で
作られるものです。
それにもかかわらず、
簡単に「想定外です」と言われた場合、
それはプロとしての責任の問題でもあります。
施主が
「想定外なら払わなきゃいけない」
と遠慮する必要はありません。
重要なのは「契約書でどう扱われているか」
「想定外」が本当に追加費用になるかどうかは、
契約書でどう定義されているかが判断基準です。
確認したいポイントは次の3つです。
- 想定外の作業が、どこまでを指しているのか
- 追加費用が発生する条件が書かれているか
- 事前説明や合意が必要とされているか
ここが曖昧な契約ほど、
施主側が不利になりやすくなります。
「別途協議」という言葉に怯えなくていい
契約書に
「別途協議」
と書かれていると、不安になりますよね。
でも実は、
別途協議とは
「双方が納得するまで合意しなくていい」
という意味でもあります。
業者が一方的に決めた金額を
そのまま飲むことが「協議」ではありません。
合意がない限り、その費用は確定していない。
この考え方は、ぜひ覚えておいてください。
よくある勘違い・注意点
よくあるのが、こんな思い込みです。
- 「想定外と言われたら払うしかない」
- 「プロに任せている以上、口出しできない」
実際には、
説明・根拠・合意のない「想定外」は、
そのまま受け入れる必要はありません。
プロを黙らせる逆質問
「想定外」と言われたとき、
感情的に反論する必要はありません。
代わりに、
この一言を静かに聞いてみてください。
「これは、現地調査の段階で
本当に予測不可能だったものですか?」
この質問に対して、
- なぜ予測できなかったのか
- どんな条件があったのか
を論理的に説明できない「想定外」は、
ただの管理不足である可能性が高いです。
プロとして説明できるかどうか。
そこが、判断の分かれ目になります。
施主側が取るべき正しい対応
「想定外」と言われたときは、
次の対応を意識してみてください。
- 何が想定外なのか、具体的に説明してもらう
- 写真や状況を確認する
- 契約書のどこに該当するのか確認する
- その場で合意せず、一度持ち帰る
確認することは、
決して失礼ではありません。
自分の身を守るための、正当な行動です。
関連記事
「想定外」と言われたときの判断には、
以下の記事も参考になります。
あわせて読むことで、
追加費用への不安がかなり整理できます。
まとめ
「想定外」と言われても、
それだけで支払う必要があるわけではありません。
大切なのは、
それが本当に予測できなかったものなのか、
契約上どう扱われているのかを
冷静に確認することです。
遠慮せず、確認する。
それが、後悔しない解体工事につながります。




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