【2025年最新】テレビ・冷蔵庫の正しい処分方法4選|自分でやる最安手順と費用比較ガイド

解体工事の基礎知識
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家電の処分に迷うのは普通です。

ただ、方法を間違えると罰金や高額請求につながります。

家電の処分トラブルは、単体では終わりません。
解体工事と絡んだ瞬間に、追加費用や法的責任へ発展します。

こうしたトラブルの全体構造は、
👉【完全ガイド】解体工事トラブル回避の全設計図で整理しています。

※この記事は「安全に・安く・かんたんに」処分するための最短ルートを、分かりやすく解説します。


1:まず押さえるべき基本

処分前にこれだけ分かっていればOKです。

対象品目(家電リサイクル法の4品目)

  • テレビ(液晶・プラズマ・有機EL含む)
  • エアコン
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

費用は必ず「2つ」に分かれる

  1. リサイクル料金(固定)
     → メーカーへ支払う再資源化の費用。
    サイズやメーカーで金額が決まっており、誰が払っても同じです。
  2. 運搬費(変動)
     → 家から指定引取場所まで運ぶ費用。
    業者によって金額が変わり、ここが「高額請求の温床」になります。

ポイント:節約の主眼は「運搬費」をどうゼロに近づけるかです。

2025年の改正ポイント

  • リサイクル券のオンライン(Web)支払いが可能になりました。
  • 個人がオンラインで手続きできるため、自己持ち込みが現実的で最安になりやすい環境です。

家電リサイクル券のオンライン発行は
[家電リサイクル券センター(AIC)公式サイト] から手続きできます。


2:【最速決定】費用・手間・安全で選ぶ4つの処分方法

まずは比較表で一目で判断してください。

2-1:比較表(直感的評価・相場は目安)

処分方法運搬費の目安手間安全性(トラブルの少なさ)向いている人
自己持ち込み(最安)0円高(運搬・積み降ろしが必要)中(運搬ミスのリスクあり)車がある・費用最優先
家電量販店に依頼1,650〜3,300円低(店が手配)高(店のルールで安定)買い替え時・手間を減らしたい
自治体(市区町村)経由3,000〜5,000円低(役所窓口で完結)最高(公式ルート)安全重視・不安が強い人
不用品回収業者5,000〜15,000円最低(全部お任せ)低〜中(悪徳業者のリスク)手間ゼロで済ませたい人(注意)

※運搬費は地域差・距離・業者による変動があります。
表の数字は「全国的に見たおおまかな目安」です。


2-2:各ルートの具体手順と注意点(分かりやすく)

① 自己持ち込み(最安) — 手順(最短でゼロ円)

  1. メーカーと品目(例:横幅のサイズ)を確認し、Webでリサイクル料金を支払う(改正でWeb可)。
  2. リサイクル券(支払いの控え)を準備。
  3. 指定引取場所(地域の中間処理施設など)を検索して持ち込み日時を確認・予約。
  4. 家電を車に積んで所定の方法で搬入。

注意点
車や人手が必要、冷蔵庫は倒し方や固定に注意。
持ち込み先が完全予約制の地域あり。


② 家電量販店に依頼 — 手順(手軽+買い替え向け)

  1. 購入した店舗、または買い替え先の店舗に引取依頼。
  2. 店舗の指示に従い、リサイクル料金と運搬費を支払う(まとめて請求されることが多い)。
  3. 回収日は店の便で搬出。

注意点
店ごとにルールが違います。
古い型・大型で引取不可のケースや、ネット購入の場合は対象外の店舗あり。
必ず事前に確認してください。


③ 自治体経由 — 手順(安心重視)

  1. 市区町村の窓口またはホームページで「家電リサイクルの受付方法」を確認。
  2. 紹介される許可業者に収集を依頼するか、指定持込場所に持ち込む手順に従う。
  3. 必要に応じてリサイクル料金支払い(自治体経由での案内あり)。

利点
不法投棄などのリスクを最も低く抑えられます。
トラブル対応も明快。


④ 不用品回収業者(便利だが注意) — 手順(全部任せたい人向け)

  1. 業者に見積もりを依頼。
    リサイクル料金と運搬費を分けて提示してもらう。
  2. 契約内容と運搬日の確認。
  3. 回収・搬出。

注意点
業者によって費用差が大きく、悪徳業者に当たると法外請求される可能性があります。
必ず複数業者で相見積もりを取ってください。


3:【実用マニュアル】自己持ち込みでゼロ円にする最短手順と事故防止チェック

3-0:家電リサイクル券のWeb手続き(迷わずできる手順)

1・公式サイトを開く
 👉 https://www.rkc.aeha.or.jp/

2・「個人向け(消費者)」のページへ進む
 ※トップページに「消費者の方へ」という案内があるのでそこをクリック。

3・処分する家電のメーカー名と種類を確認する
 (例:AQUA/冷蔵庫、東芝/テレビ など)

4・リサイクル料金を確認する
 そのままサイト内の料金表で金額をチェック。

5・支払い方法を選んでオンライン支払い手続きをする
 ※2025年から Web手続きが可能になった部分。
 氏名・住所・品目を入力して支払い完了。

6・発行されたリサイクル券(受付番号)を控える
 スクショでも印刷でもOK。引取場所で必要。

7・最寄りの指定引取場所を検索する
 同じサイト内で「指定引取場所検索」があるので自分の地域を入力。

8・予約が必要な場所は事前に予約する
 地域によってルールが違うので、検索結果ページで確認。

9・当日、家電とリサイクル券の情報(受付番号)を持って持ち込む
 これで運搬費ゼロの最安ルート完了。

3-1: 最短手順(自己持ち込み)

  1. 家電のメーカー名・型番・外形寸法(幅×高さ×奥行)をメモ。
  2. Webで「家電リサイクル メーカー名 リサイクル料金」を検索して金額確認 → Web支払い。
  3. 支払いの控え(電子または印刷)を用意。
  4. 「指定引取場所」を市区町村サイトで検索し、持込可能日を確認・予約。
  5. 車と人手を用意して搬入。

3-2: 実務チェックリスト(事故と余計な費用を防ぐ)

  • 採寸確認
    車に積めるか必ず測る。
  • 固定の準備
    冷蔵庫は倒し方・固定が重要(検索例:「メーカー名 運搬 注意」)。
  • 完全予約の確認
    持込先は予約制のところあり。
    予約忘れで受け入れ拒否されると無駄足。
  • 分別
    家電リサイクル対象外(掃除機、ドライヤー等)は別途処理。
    混ざると追加費用に。
  • 証拠保持
    支払控えと領収書は必ず保管。
    業者トラブル時の証明になります。

4:なぜ法が厳しくなったのか

  • 不法投棄や資源ロスの問題が大きく、リサイクル資源の適正回収が急務になっています。
  • 政策(例:GX推進)との連動で、違法処分に対する罰則や監視が強化されています。
    → 個人でも適正ルートを選ぶことが、社会的責任かつ自分のリスク回避になります。

まとめ

あなたの状況に合わせて、次の行動を取ってください。

  • 車・人手がある
    自己持ち込み(最安):メーカー名を調べてWebでリサイクル料金支払い→持込予約。
  • 家電を買い替える予定
    量販店ルート:購入店舗で引取を依頼(事前に運搬費を確認)。
  • 手続きに自信がない/確実性重視
    自治体ルート:窓口で案内を受ける。
  • とにかく手間ゼロにしたいが費用は気にする
    不用品回収(業者は相見積もり必須)。

最後の警告

違法な処分は罰金などの刑事・民事責任があなたに及びます。

運搬費の妥当性は必ず確認し、不安なら自治体ルートを選んでください。

※家電の処分を解体業者に任せる場合は、
「どこまでが契約に含まれているか」を事前に確認しないと危険です。

※なお、家電や廃棄物の処分責任は、口約束ではなく契約書で初めて守られます。

解体と同時に処分を依頼する場合は、
👉 見積もりより危険なのは「契約書」を確認してください。


本記事は、解体現場に25年以上携わってきた筆者の経験に基づき、
一般的な判断材料としてまとめています。

 この記事を書いた人

秋ちゃん
解体業に25年以上従事。
1級建設機械施工技士/建築物石綿含有建材調査士。
木造・RC・鉄骨解体、アスベスト除去(レベル1〜3)など、
現場責任者として多数の解体工事に携わる。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 家電リサイクル料金って、どこで払っても同じですか?
A. 同じです。

メーカーと品目で金額は決まっているので、誰が払っても差は出ません。
差が出るのは「運搬費」だけです。


Q2. Webでリサイクル券を発行するのは難しくないですか?
A. 難しくありません。

メーカー名と品目が分かれば、案内どおり進むだけです。
分からなければ途中で戻れるので、失敗リスクも低いです。


Q3. 指定引取場所って、どこでも受け入れてくれますか?
A. いいえ。

完全予約制の場所や、曜日限定の施設もあります。
必ず事前に検索して、受け入れ条件を確認してください。


Q4. 自己持ち込みが一番安いのは分かるけど、危なくない?
A. 注意すれば問題ありません。

特に冷蔵庫は「倒し方」と「固定」が重要です。
不安なら「冷蔵庫 運搬 注意」で事前に確認してください。


Q5. 不用品回収業者は全部ダメなんですか?
A. 全部ではありません。

ただし、
・料金内訳を出さない
・リサイクル料金の説明をしない
・その場で即決を迫る
こういう業者は避けるべきです。


Q6. 自治体ルートは高くなりませんか?
A. 最安ではありませんが、安全性は一番高いです。

「絶対にトラブルを避けたい」なら、十分に合理的な選択です。


Q7. 家電リサイクル対象外の物を一緒に出したらどうなる?
A. 受け取り拒否 or 追加費用になります。

掃除機・電子レンジ・小型家電は別ルートなので、必ず分けてください。


Q8. 結局、迷ったらどう選べばいい?
A. これだけ覚えておけばOKです。

・費用最優先 → 自己持ち込み
・手間を減らしたい → 量販店
・安心重視 → 自治体
・業者依頼 → 相見積もり必須

……これで十分。


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