【Q&A】自分でブロック塀を切るのは危険?

解体工事の基礎知識
この記事は約3分で読めます。

ブロック塀を撤去したいと考えたとき、

  • 「ここだけなら自分で切れそう」
  • 「業者に頼むほどでもないのでは?」

と感じる方は少なくありません。

解体工事は経験する機会が少ないため、
どこまで自分でやっていいのか分からないのが普通です。

ここでは、解体工事でよくある
「自分でブロック塀を切るのは危険?」
という質問について、分かりやすく解説します。


結論

結論から言うと、
自分でブロック塀を切ることはおすすめできません。

切断作業そのものよりも、
「切る前の判断」「切った後の影響」が大きく、
結果的に高額なやり直しにつながるケースが多いためです。


なぜ自分で切るのが危険なのか

ブロック塀の切断には次のような要素が関係しているからです。

  • 鉄筋がどこに入っているか外から分からない
  • 基礎と一体構造になっていることが多い
  • 一度切ると元に戻せない
  • 切断後の仕上げまで考える必要がある

ブロック塀は、
見た目以上に中身で強度が決まる構造物です。

「切るだけならできそう」と思っても、
鉄筋の位置や基礎の状態を把握しないまま切ると、
残した部分の強度が一気に落ちることがあります。


よくある勘違い・注意点

よくあるのが、次のような勘違いです。

  • 「上の段を数段切るだけなら安全だと思っていた」
  • 「ホームセンターの道具で十分だと思っていた」

実際の現場では、

  1. 中の鉄筋を途中で切ってしまう
  2. 切断後に塀がグラつく
  3. ひび割れが徐々に広がる

といったトラブルがよく起きます。

また、住宅密集地では
粉塵・騒音による近隣トラブルも無視できません。

「自分の敷地だから大丈夫」と思っていても、
クレームや補修対応が発生すると、
精神的にも大きな負担になります。


施主側がやるべきポイント

施主側として大切なのは、
「自分で切るかどうか」を考えることではありません。

次のポイントを意識すると安心です。

  • どこまで残したいのかを事前に整理する
  • 切る前に鉄筋や基礎の状態を現地で確認してもらう
  • 切断後の仕上げ(切り口処理)まで含めて考える

費用を抑えたい場合でも、
判断だけはプロに見てもらうことで、
後からのやり直しを防ぐことができます。

「全部任せる」か「全部自分でやる」ではなく、
無理のない線引きをすることが大切です。


関連記事

ブロック塀の部分撤去については、
以下の記事でより詳しく解説しています。

判断に迷っている方は、あわせてご覧ください。


まとめ

ブロック塀を自分で切ることは、
「できるかどうか」よりも
切った後に何が起きるかが重要です。

切る前の判断を誤ると、
後から高額な補修や全撤去が必要になることもあります。

不安がある場合は、
作業に入る前に一度、
現地でプロに確認してもらうことをおすすめします。


コメント