【Q&A】解体費が高くなりやすい家の特徴は?解体工事の費用が上がる理由と注意点を解説

解体費用・相場
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解体工事は、
多くの方にとって、
一生に何度も経験するものではありません。

そのため、

「なぜこの金額になるのか分からない。」

と不安に感じる方も多い工事です。

特に多いのが、

「同じくらいの大きさなのに、
どうして解体費用に差が出るの?」

という疑問です。

この記事では、

  • 解体費が高くなりやすい家の特徴
  • 費用が上がる理由

を分かりやすく解説します。


結論

結論から言うと、

作業しにくい条件が多いほど高くなります。

具体的には、
次のようなケースです。

  • 道路が狭い
  • 隣家との距離が近い
  • 建物が古い
  • 付帯物が多い

これらの条件が重なるほど、
解体工事の手間や時間が増え、
費用も上がりやすくなります。

ただし、
見た目や広さだけでは判断できないため、
ポイントを知っておくことが大切です。


解体工事の費用は坪単価だけでは決まらない

家が小さい=安いは間違い

よくある勘違いが、

家が小さいから解体費も安いはず

という考えです。

しかし実際はそうとは限りません。

例えば、
前面道路が狭く大型ダンプが入れない現場では、
軽トラックで何度も往復する、
小運搬(こうんぱん)という作業が発生します。

この場合、
建物を壊す時間よりも、
廃材を外へ運び出す時間の方が長くなることもあります。

つまり、
目に見えない運搬の手間に人件費がかかり、
結果として解体費用が高くなるのです。

隣家との距離が近いと工期と安全対策が増える

隣の家との距離が近い場合も、
費用が上がる大きな要因です。

例えば、
隣家との距離が50cmほどしかない現場では、
養生シートを設置するための、
足場を組むスペースがありません。

そのため、

  • 手作業で慎重に壊す必要がある
  • 作業スピードが落ちる
  • 工期が1.5倍程度に延びる

といった影響が出ます。

このような現場では、
解体費用の中に、
安全対策のコストも含まれていると考える必要があります。


古い建物は解体費用が高くなる?見落としがちな理由

土壁などの構造で分別解体の手間が増える

「古い建物なだけなら安くなるのでは?」

と思われる方も多いですが、
実際は逆のケースが多くあります。

昭和の建物に多い土壁(竹組み)は、
現在の分別解体ルールでは、
手作業で分ける必要があります。

機械で一気に壊せないため、
どうしても人手と時間がかかり、
その分費用が上がります。

アスベスト調査が義務化され費用が追加される

さらに、
2006年以前の建物では、
アスベストの事前調査が義務化されています。

この調査には、
数万円程度の費用がかかることが一般的です。

つまり、
「古い=安い」ではなく、
むしろ法令対応によって、
費用が上がるケースがあるのが現実です。


解体工事でよくある勘違いとトラブルの原因

安さだけで業者を選ぶとリスクが高くなる

解体費用を、
少しでも抑えたいと考えるのは当然ですが、
安さだけで業者を選ぶのは注意が必要です。

例えば、

  • 養生を簡略化する
  • 手間のかかる工程を省く

といった対応をされると、

  • 隣家の外壁や屋根の破損
  • 騒音や粉じんによるクレーム

などの、
トラブルにつながる可能性があります。

結果的に、
追加費用や修繕費が発生し、
かえって高くつくケースもあります。


解体費用で失敗しないために施主が確認すべきポイント

見積もり前に必ずチェックしたい3つのこと

施主側としては、
次の点を確認しておくと安心です。

  1. 重機やトラックが入れるか(搬入経路)
  2. 見積もりに運搬方法や養生内容が含まれているか
  3. アスベストなど追加費用の条件

この3点を押さえるだけでも、
解体工事のトラブルは、
大きく減らすことができます。


解体費用について詳しく知りたい方へ

解体費用については、
以下の記事でも詳しく解説しています。

解体費用の相場

解体工事の追加費用トラブル

解体業者の見積もりチェックポイント

解体工事の追加請求はコントロールできる

解体費を安くする方法

気になる方は、
あわせてご覧ください。


まとめ

解体費用の差は現場条件で決まる

解体費が高くなるかどうかは、
建物の大きさではなく、
現場の条件によって大きく変わります。

あらかじめポイントを知っておくことで、
見積もりにも納得しやすくなり、
トラブルも防げます。

分からないまま進めるのではなく、
一つひとつ確認しながら進めていくことが大切です。

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